〇月19日(金)即日入院へ

2020年代 1回目

地元のクリニックのかかりつけ医師の診察へ。いつものように「調子はいかがですか」と。

「家族と怒鳴り合いをしてしまって」と私。私の場合、怒鳴り合い=躁である。しかも私の中ではかなり重度の躁。

怒鳴り合い > イライラ+買い物かごカラ(購入済み) > 買い物かご満杯(未購入)
てな感じである。

前週の診察で、その満杯の買い物カゴがカラになるまで購入していることがなぜかバレており、「これは双極性でもⅡ型でなくⅠ型に近いですよ、〇〇さんの今の状態ですが」と。

その流れがあっての、家族との怒鳴り合いである。

我が家の家族の場合、精神科疾患&障害持ち同士の家族ということもあり、時に警察沙汰になる。私的にこれ以上家にとどまると、家族を前科者にする恐れも、自死で失う恐れもあった。

「入院したいです」という私の言葉に、医師はすぐにソーシャルワーカーさんに手配をかけてくれた。過去に私が入院したことがある系列病院があり、すぐに病院に連絡がとられた。

医師からは、

  1. 閉鎖病棟への入院になる
  2. 任意入院か、医療保護入院かは入院時の診察で決められる
  3. 週明けの入院になる可能性がある

の説明があった。
その後ソーシャルワーカーさん(以下PSWさん)から本日午後の入院が可能であると告げられた。なんと3時間後に! そして入院費などのことを話されたうえで、とても大事なことを言われた。

「なるべく荷物は少なめに、コンパクトに」

物わかりの良い患者を自認する(躁状態の)私は、にこやかに頷いて、その言葉を信じた。
疑いが必要な時に疑わない私の自閉特性もあったのだろう、とにかく信じた。「荷物は少しだけ」。

いったん準備のために帰宅。

「入院したらコロす、自サツする」と言っていた家族は、意外にも私の入院をすんなり受け入れてくれた。
内実、私が荒れまくっていたので怖かったのだろうと思う。

子供のころから、ずっと怖かったんだろうな…

(後半に続く)

Posted by Kanrinin